保湿状態を維持するポイント
まずは乾いてしまう肌には保湿成分を補うのが目的ですから、水分を補うということだけではなく肌が水分をつくる力を促進させるのがポイントです。
はじめに水分補給によって角質層にあるセラミドや保湿成分ＮＭＦの生成を促進したら、次は肌の水分保持力を高めるケアをします。ちなみに保湿成分ではヒアルロン酸やセラミドがありますが、前述の通り美容液や乳液を活用すればいいでしょう。
肌の潤いを1日中維持させる工夫としては、朝の対策が重要で、その日の行動予定を想定した保湿アイテムを組み込むようにしてください。
もしも外で日光を多く浴びるという日なら基本保湿ケアに日焼け止めを加えて肌が荒れないようにすれば良く、オフィスなど乾燥した部屋での時間が長い時は基本保湿ケアに特別乾燥に強いクリームを加えてください。
ターンオーバー促進のためには、まず帰宅後の洗顔が大切です。1日中基礎化粧品で肌はフタをされた状態だったわけで、ここでは肌を早く解放します。
洗顔後は化粧水をしっかりつけてしばらくそのままの状態で肌の奥まで浸透させます。更に乳液と化粧水の順番で重ね塗りをすれば保湿効果はより高くなります。
又、ファンデーションは冬の乾燥期には刺激の少ない専用のパウダータイプが理想的です。パウダーは水分を吸う特性がありますが美容液や保湿クリームを塗ってから使用すれば全く問題ありません。